Make every one who loves video game happy

作ったゲームを世の中にお披露目するということ。このことは時代ともに大きく変わって来たと思う。

良くも悪くもゲームを取り巻く時代の趨勢は家庭用のゲーム機ではなく、スマホやタブレットのアプリを中心に動いている。

中でもフリーミアムの発想の元に作られたFree to playのゲームと今まで僕らが作って来た一つの完結したコンテンツとしてのゲームでは、その作り方も、お披露目の仕方も大きく変わってしまった。

何がいいとか悪いとか、そんなことにはあまり意味がないと思う。ただ、僕が主戦場としている家庭用ゲームの世界では意識の変革が必要とされているように思う。

端的に、FTPのゲームはどちらかというと、コンテンツよりも継続的なサービスが重視される。(もちろんコンテンツの質が一定以上をクリアしているのは前提として)一方で、家庭用やダウンロード課金型のゲームは遊ぶ前にお金を払ってもらえるだけの魅力や品質、また払ったお金に対する満足感が求められる。

僕らはそのために努力をして来たし、成功や失敗をたくさん経験した。だからこそ、自負と誇りを持ってお金を払ってもらえるだけのゲーム作りを目指してきた。

でも、それだけではダメなんだ。時代は常に移り変わっている。エンタテイメントとは多くの人を楽しませることであり、そのためには時代と向き合うことが不可欠だ。こんなんできました。僕は面白いと思うけど、どう?では相手にされないんだね。

世の中と対話をしながらコンテンツをアップデートさせていく。それはFTPのものとは少し違うんだけど、だからといって目を瞑ってはいけない。耳を傾けなければいけない。もちろんできること、できないことはある。でもまずは声を聞いて、それにたいしてアクションを起こす。いっしょに面白がって、一緒に育てていく感覚。

僕は楽しいことがしたい。みんなに楽しんでもらいたい。僕一人の力でそれができなければみんなと一緒にそれを作り上げていきたい。そして楽しい時間を過ごし、ハッピーになりたい。

対話をしながらコンテンツを磨きあげる新たな時代を迎えたんだね。

オーケー!僕も力の限りがんばります。

罪と罰

ゲームにとって一番大事なこと。
それは純粋に面白いか否か、これに尽きます。

ただ、ビジネスとしてゲームを作る場合は、結果として成功すること。
これが伴わないと誰も幸せになれません。

ビジネスの失敗は罪なのです。
罪が重なるとゲーム作りを続けられないという罰を受けます。

好き勝手に面白さを追求しながら結果を残し、関わった人を幸せにすること。
とても難しいことだけども、それこそがTOYBOXを作った意義であり、やりとげるのが使命だと信じています。

ここからが勝負だ。

ちゃんちゃらおかしい

ひとつだけ。
過去に何度も繰り返して来たという自覚はあったのだけど
さらっと振り返っただけでも、ひどいわー。ひどすぎる。
これはもうちゃんとやろうと言えないとか書いてる場合じゃなくて
ちゃんとやります宣言をしないと、友達が誰もいなくなる。
友達が多い僕ではないけど、だからこそ友達がいなくなったら終わる。
ちょっとちゃんとします。反省します。
もう少しだけお付き合いください。そう思いました。
これ会社のブログとしてどうなのよ、unOfficialなのでギリギリなのです。

あくなき欲望

E3に行ってまいりました。
気の利いた写真などはありません。ごめんなさい。

今までのパターンだと更新しない感じなんですが、そこは前回悔い改めたばかり。とにもかくにもまずは思ったことを書いてみようという次第であります。

まず、一番強く思ったのは、あれ?コンソールゲーム大丈夫じゃない?みたいなことでした。これはすこぶる主観的な話なので合っているかはわかりませんが、日本にいて感じる、ああ、家庭用のゲームも成熟期を過ぎてだんだん下火になっていくのかなぁ、、、なんていう若干悲観を含んんだ侘び寂び的感覚を、いとも簡単に蹴飛ばしてくれたのです。とにかく盛況。リアルに活気がある。世界は広いとあらためて感じました。

じゃあそれでオッケーなのかっていうと、そうでもない感じ。時間の関係で小さなところまでくまなくチェックできたわけではないという言い訳を前提にさせていただくと、どうしてもオラオラ系が目立っていました。

それ自体が悪いわけではもちろんありません。僕なんかにはとても真似できないような技術とアイデアの粋が集まっていて、とにかくものすごく激しくて豊か。正直に感動できます。

気になるのは同じベクトルのものが多いことですかね。僕自身の感性が足りていないのかもしれませんが、すごいと思うけど面白いと感じないというか。「やばいなこれ、すごいな」と思うことはいっぱいあっても「何これ!一刻も早く遊びたい!」ということが少なく感じました。

絶対やる!と思ったのはtwitterでも呟いたトリコと、これはもうしょうがないSWBFぐらいでした。ひょっとしたら、今までさんざんゲームをやりつくしてしまったから感覚が鈍くなってしまったのかもしれない。最初はそう思ったのですが、あらためて思い返すとやっぱ違うなと感じています。

たぶん刺激が欲しいんですよね。今までに出会ったことのないような体験に興奮を感じる。それは派手なものでも地味なものでもいい。見たことのないものを見たいんです。本当に欲深いと思いました。少しだけ恥ずかしいけども。

でも、そこは貪欲でもいいんじゃないかな。スプラトゥーンが予想以上に売れていて、喜ばれているというのを耳にしました。僕はまだ遊んでいないんだけど、みんな新しいものを求めているんじゃない!?ってイメージすることができて、嬉しかったし、なんだか元気が出てきました。

世の中の現状はなかなか厳しいです。あれだけイノベイティブかつクリエイティブな巨人でさえなかなかできないことなんだと思います。

だからこそ、僕らみたいな端っこにいる小人がなんかやんなきゃと思うのです。きっとそれを面白く感じる人がいるはずだし、それを続けることができればビデオゲームの価値が伝承されていくと信じています。

そんなあくなき欲望をもって、これからも軽く無謀な挑戦を続けていきたい。

そう思ったE3でした。

愚か者であります

ずいぶん長いあいだ、放置してしまいました。

最近、Twitterを再開して、いろいろ思うところがあった末に
このブログのことを思い出しました。まあ、その時点でダメ。

心の奥底ではずっとずっと気になっていたのに、
そこから逃げていたのだと思います。
日付を見ると最後の更新は2013年になっているので驚きました。
いや、ほんとに恥ずかしい、、、

更新していない間も自分なりに仕事はきちんとしているつもりで過ごしてきたけど
これではダメだなと思いました。

自分たちの会社の公式ブログを放置というのはやる気がないようにしか見えない。
いや、違うんですよ。やる気はあるし、実際やっているつもりではある。
だったらきちんと目に見えるようにしろよ!!!という話だなと感じております。

だからといって、今やってることをホイホイ書けるとは限らず、
なかなか難しいなというのも本音なのですが、
その結果、こうやって長いあいだ自分の会社のブログを放置して思うのは
もうそういう言い訳は止めにしようということでした。

そういうわけで、まずはお詫びを申し上げます。ごめんなさい。
いや知らねーから!ってことだとは思いますが、ケジメであります。

冒頭にも書きましたが、Twitterを再開しました。
どこまでできるかわからないけど、あまり人がやっていないことを
やってみようと企んでいます。好きなことをやってみたいという想いで
会社を作ったし、幸いにも近しい理解者の方を中心に
環境に恵まれている気がするので、どうなるかわからないけども
やれるだけやってみようと思っています。

あらためて、よろしくお願い申し上げます。

思いのたけ、その一部を。

アンオフィシャルとはいえ、ずいぶん放置していますよね。
怠慢です。ごめんなさい。

言い訳をすると、ここ最近はtwitterで伝えたいことを書いていました。文字数の制限があるから書ききれないんだけど、ここでグダグダと書いてしまうよりかはかえってソリッドにシンプルなって、その方が伝わるかもなどと考え、続けています。

その上で今思っていること。当たり前のことだけど、ゲームは遊んだ人の感覚が全て。そういうことを強く感じています。もっとちゃんというと、ゲームだけじゃないかな。僕自身、近しい人はよく分かると思うんだけど、馬鹿野郎なので衝動的であるんですが、本当に遊んだ人によかったなぁって思ってもらいたいです。

ホムストは、深く付き合ってもらえたとしたら、何かしら感じてもらえるものであるという自信は間違いなくあります。でもそれって何なの?みたいな。

もっともっと、ちゃんと付き合ってもらえるようにしないといけないなぁと思うんです。多くの人にとって、暇つぶしの存在であろうゲームをそこから少しでも持ち上げたい。遊んでよかったなぁと思ってもらいたいし、みんなにオススメ!みたいにならなくてもいいから、お前だけにはススメたい!というものを作りたい。これが僕自身の思い。でもそのためには、まず遊んでもらえるようにしないといけない。

長い間ゲームを作って来たので、一応分かっているつもりではいたんだけど、遊んでいただいたいろいろな方の声を聞くにつれ、結果として足りていないなぁと実感している次第であります。

いろんなところで言っていますが、ゲーム作りはもともと制限との戦いです。今回もいろいろな制限の中で、表に出ていただいている人たちはもちろん、現場の関わった人たちはその制限の中で最高の成果を示してくれました。だから出来上がったものには、光るところがありますし、繰り返しになっちゃうけど長くお付き合いいただいた方には何かしらが伝わるという確信があります。

同時に、遊ぶ人には制限なんか関係ありません。だからこそ、できるだけ長く付き合っていただけるようにお膳立てをするべき。プロとして。そういうところが、ものすごい反省点です。悔しいなぁ。

そんな中、僕が今やらなくてはいけないと思っていること。一つはホムストに魅力を感じていただいた人に、やっぱり遊んでよかったと思っていただけるような何かを提供すること。もう一つは、実際に遊んでみて何だよ、違うなと感じた人に、もっともっと遊んでもらえるような何かを提供することです。

今すぐにここには書けませんが、いろいろ考えて実現への道を模索しています。それが出来たときはじめて、いいでしょ?もっともっとみんなに遊んでほしい!!!って、言えるのだと思っているところです。

ゲームを作って知らない人に遊んでいただくことは、すごく難しい。だからへこむことも多いけど、やっぱりすごく楽しいです。いろんな人がいろんなことを感じてくれているのが直に分かって、生きている、生かされている実感があります。幸せです。

がんばるぞーーー!!!

近況など

ものすごくサボっていました。
申し訳ありません。

言い訳をすると、ずーーーっとテンパっておりました。
ゲームを作るのはもちろん大変なんだけど、ゲームを発売するという事はものすごく大変なんだという事を感じた次第です。

同時に今まで何百本というソフトを発売する機会を過ごして来て、その中でどれだけ多くの人がいろんな思いで携わっていたんだろうみたいな思いを巡らせました。あらためて人に活かされて来たんだなぁっていうことを痛感したりして。

まだまだやる事は残っているのですが、ブログを放置しているのが気にかかるぐらいは落ち着いて来たという事だと思います。

で、このブログ。
正直なところ、「どうすんべ?」という感じなのですが、思いつきました。今まさにやってることは書けないけど、発表済みのことの中で書けることはあるっぽい。普通のメディアでは伝えきれないことの中で、純粋にゲームのことであれば、他の人に迷惑をかけなくて済む。

ということなので、次回はGames.com完結編を書いて(これは時間が空いちゃったので適当になってしまうと思われますが)、ゲームのことを書いていこうと思います。

こんなに久々なのに、単なる予告編でした(笑

Under Pressure

Hometown Story はUSのマスターまで残すところ数週間。
文句無しの待った無し。頭がおかしくなりそうな頃合いを迎えています。

そんな中、エネルギー注入っぽい情報をいただきました。
北米の有力フランチャイズ、GameStopでかなりプッシュされているみたいです。

http://www.gamestop.com/3ds
http://www.gamestop.com/browse/games/nintendo-3ds?nav=28-xu0,131a2-ffff2418-5
http://www.gamestop.com/browse/nintendo-3ds?nav=131a2

まじっすか。まわりは任天堂さまの世界的なタイトルばっかですよ。
超緊張。ますますこころが壊れそうですが、がんばるしかないですよね。
うおーっ!!!

おまけ↓
Under Pressure / Queen

むずかしい

ある程度予想はしていたんですが、会社のオフィシャルブログというのはやっぱり難しいなぁと感じているところです。

会社って、資本主義のルールの中で利益を生み出すために生まれるものです。その利益は、会社に所属している人たちの生活の糧になるし、それを満たした上で会社が成長することが社会に貢献したり還元されるものであるべき。これがたぶん、僕らが否応なくその中に暮らしている、資本主義の理念なんですよね。

そういう前提で会社のオフィシャルブログがあるのだとしたら、そのブログはどんな形であれ、会社の利益に貢献するべきだと思うわけです。そんなことを考えていると、すごくやりにくい。だいたいの場合において、僕はすごく自己中心的な人間なので、なんで書いてるの?って言われたら自分のために書いてしまっているからです。下書きを書いては消し、を繰り返している。

一方で、少し前の投稿にも書いたように、告知や宣伝みたいな通り一遍の投稿だけじゃなくて、僕がどんな人なのかを知りたい人もいるだろうと思ったりします。すごく少ないと思いますけども。たとえば開発日誌をもっと興味深く書けると一番いいと考えていたりはするのですが、あまりに公表できる内容が少なくて、僕の文才では難しいというのが現状です。

で、問題はきっとこの少ないという部分なんですよね。利益を最大化するべきなのに、ベクトルが最小化に向かってしまっている。そんな風には全く見えないでしょうけど「このブログを読んでいただける人をできるだけ増やしていく。」本当はこれが僕の命題なのです。

ただ、どうしたらいいのかさっぱり分かりません。
いっそIT方面の出来るえらい人に「いかに読者を増やすか!?」みたいなコンサルを受けて、習った通りにやってみようかみたいな。。。ないな。根っからの天の邪鬼なのでそういうのは無理です。でも、好きな人に駄目って言われたらチョーすなおに聞いたりします。聞く耳がない訳ではないんだと思われます。

というわけなので、難しいんだけどもしばらくは手探りの状態で、できるだけ読み続けていただけるように書きたいと思っています。だったらこの投稿いらんやろ!という感じもしますが、続ける!って書いておきながら今週書いてない、みたいな苦し紛れでして。

来週はいよいよE3。

ブログネタに困らない!ってのはおいといて、はじめて知らない人にプレイしていただく瞬間に、すごくドキドキ、わくわくしています。

これがtwitterだったら、最後の一文で終わり。
いやぁ、たくさん書けるということのなんと恐ろしいことか。難しいことか。今のところ読んでる人は全く面白くないかもしれないけど、僕はその難しさが面白かったりします。やばいですね。目指すは真っ当なエンタテイメントであります。

あげくには今日の一枚とか、これ、みたいなのものなかったり。
今日の投稿は、とにかく続けますよ!という意思表明なのでした。

続けてゆくこと

あいかわらずの毎日であります。

ドタバタしながらもゲームは少しずつ出来上がっていて、その次につなげるためのいろいろな準備をして、そんなこととおおいに関わりあいながら、どうでもいいことに悩んだり笑ったり、たまに泣いたりしながら毎日を過ごしています。

そんな毎日とは全く関係ない話なのですが、僕は文章を書くのがけっこう好きです。でもそれは、純粋に書くことが好きなのであって、読んでもらうことに対して想いがいたっていないフシがあるのだろうな、なんて思っているところです。つねづねキーボードをカタカタとうって駄文を書き連ねていたりするから、ブログの更新なんて簡単だろ、とタカをくくっていたところ、いざ更新となると、なかなかどうしてこれが大変なことだと気づいてしまったというか。

いいわけは山ほどあります。
ゲーム作りは言いたいのに言えないことばかりとか、間をおいて読んでみたらつまらないとか。かくいうこの文章もつまらないんですけども。とにかく、自分自身のくだらないブログならまだしも、TOYBOXというある意味理想を掲げたアイコンを立ち上げて、このブログにあげるテキストはそのオフィシャルな立場で残っていく記録なんだみたいなことを考えると、ある一定の躊躇のようなものがあるんですよね。

そうすると、どうしても告知や宣伝みたいなあまり面白みのない記録になりがちだなとも感じるのですが、このことはちょっとショボイなって思う反面、ブレーキとしては悪くないかなと思ったり。車も「走る」「曲がる」「止まる」が重要ですから。関係ないですね。

それでも、この駄文をあげておこうと思ったのは、お題の通り「続けてゆくこと」が、かなり大事だと思っているからです。新しい何かを期待して読んでくださっている人には申し訳ないんですが、今回は完全に自分のためです。

昔の話ですが、「ものを作る人は、本来その想いをすべて出来上がるものに込めるべきだ」と、ある恩人に言われたことがあります。たしかにそのとおりだと思います。いっぽうで、僕自身がいままでいろいろなものにふれてきた時に感じたことは、どんな人が、何を考えてこれを作ったんだろう?その人のことがもっと知りたい!ということでした。ゲームはもちろん、音楽や小説、漫画や映画。ネットなんてない時代、感銘を受けるといろんな文献をあさったり、インタビューみたいなものをさがしまくって読みふけったものです。読むことでさらに共感が深まったり、逆に興ざめしたりと、いろいろなことがありました。でも、そんなこんなは、全部ふくめて自分にとって大事な思い出になって、今の自分を形作ってくれています。

僕の作ったゲームを遊んでくれた人がどれだけいるのか、その中でこのブログを読んでくれている人がどれだけいるのか。いまのところ、さっぱり分かりません。読んでくれた人が喜んでくれるのか、がっかりするのか、想像もつきません。それでも、まずはちゃんと続けていかないことには、何も始まらないと思います。小さなことだとしても、約束を守れなかったら少しずつ人は離れていくものだと思うのです。今まで守れなかった約束のなんと多いことか。だからこそ、守れることは守りたい。

まわりくどいことを書きましたが、「週に一度ぐらいのペースを守りたい!」という話なのでした。

今日の気分はこれ↓ いやぁ、歌がうまくない。でも最高。大好きです。
ローラースケートパーク〜向日葵は揺れるまま/小沢健二